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広島に優勝マジック再点灯!4回までに11点奪い試合決める 野村は6回6失点も8勝目

2017/08/15

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〇広島11-6阪神●(京セラドーム大阪)
 
 序盤に大量リードを奪った広島が快勝し、3連勝を飾り優勝マジック「27」が点灯した。
 
 広島先発・野村、阪神先発・小野でプレイボール。試合は、序盤から両軍動きを見せた。
 
 初回、広島は田中・菊池が連打で出塁し無死1・3塁のチャンスを作ると、丸が右中間スタンドに今季第18号となる本塁打を放ち、3点を先制した。3回には、丸の四球・鈴木の二塁打で無死2・3塁のチャンスを作ると、松山が中前に適時打を放ち、2点を追加した。
 
 5点を奪った広島はその後も攻める手を緩めず、4回には田中の二塁打・菊池の四球で無死1・2塁のチャンスを作ると、丸の適時打・鳥谷の野選・松山の2点適時打・エルドレッドの適時打・野村の適時打と打者一巡の猛攻で6点を奪い、リードを9点に広げた。その後、9回までは無得点に終わったが、4回までの11得点は投手陣にとって十分な援護となった。
 
 先発・野村は6回6失点という内容で降板。その後は一岡・中崎・今村と繋いで序盤に奪った大量リードを守り切った。野村は要所を締められず失点を重ねてしまったが、打線の大量援護に恵まれ今季8勝目を手にした。
 
 敗れた阪神は4回までに先発・小野、2番手・メンデスの2人で11点を失ってしまい、その後の反撃も及ばず大敗となった。