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ヤクルト、またも好投の投手陣見殺しで泥沼の12連敗…。15者連続凡退・牽制死など拙攻目立つ

2017/07/18

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〇DeNA1-0ヤクルト●(横浜スタジアム)
 
 東京ヤクルトスワローズは、18日に横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズと対戦。連敗脱出を期した1戦だったが、2日連続で好投を見せた投手陣を援護できず、泥沼の12連敗となった。
 
 ヤクルトは昨日の試合も6回2失点と好投を見せた原樹理、リリーフで好投した中澤・松岡の好投を活かせず敗戦。そして、今日は5回1失点と制球が安定しない中、力投を見せたドラ2ルーキー・星、その後を受けたギルメット・中澤・石山の好投に打線が応えられなかった。
 
 星は2回に招いた一死満塁のピンチでウィーランド・倉本を連続で左飛に打ち取るなど、気迫十分の粘投で5回を109球で1失点にまとめる。そして、2番手・ギルメットも6者連続凡退で2回を無失点と好投。8回は中澤が柴田・筒香を、石山がロペスを凡退に仕留め追加点を許さなかった。
 
 しかし、打線が8回までDeNAの助っ人投手・ウィーランドの前に散発3安打に抑えられ、9回は山崎康の前にチャンスを作るもあと1本が出ず、完封負けを喫してしまった。
 
 打線は初回に一死1・2塁のチャンスを作るも、バレンティンが空振り三振、荒木も中飛に倒れ無得点。2回には先頭の藤井が右前打で出塁するも牽制死と拙攻が目立ってしまう。
 
 そして、3回から7回までは15者連続凡退とウィーランドの手中に完全にハマってしまった。8回にようやく藤井が2回以来となる安打で出塁し、中村の投ゴロで一死2塁と一打同点のチャンスを作ったが、代打・大松が空振り三振、代打・武内が一ゴロと再びチャンスを活かせなかった。
 
 9回は山田・坂口が四球を選び一死1・2塁のチャンスを作ったが、バレンティンが右飛、荒木が遊ゴロに倒れ試合終了。あと1点が遠く、悔しい惜敗となってしまった。
 
 一方のDeNAは今季から加入した助っ人右腕・ウィーランド、守護神・山崎康の好投が光り、3回に梶谷の適時三塁打で奪った1点のみで白星を飾り、貯金を今季最多の「4」とした。