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【楽天】延長11回ウィーラーの勝ち越しバックスクリーン弾で楽天が勝利 貯金を再び「20」に

2017/06/24

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○楽天 2-1 日本ハム● (24日、札幌ドーム)
 楽天の先発は今季7勝1敗、防御率1.83の美馬。対する日本ハムの先発は、5月から4勝1敗と好調の有原だ。
 
 初回に楽天のペゲーロがフルカウントから右翼スタンドに弾丸ライナーのソロ本塁打を打ち込み先制する。しかし、その裏に日本ハムは大田、松本の連打で一三塁とチャンスを作ると、西川の併殺打の間に1点を入れ、すぐさま同点に追いつく。
 
 その後は、美馬、有原両先発投手が好投。両軍、走者は出すがあと一本が出ない展開が続く。
 
 7回裏には日本ハムが四球と安打で満塁のチャンスを作るも、西川が倒れ3アウト。100球を超えた美馬から勝ち越し点を奪うことはできなかった。
 
 一方の、楽天は8回表に1死から島内が安打を放ち、有原を降板させる。ペゲーロはワンポイントの宮西相手に凡退したが、3番手のマーティンから連打でチャンスメイク。しかし、銀次が遊ゴロに倒れ、楽天も勝ち越しならず。
 
 そして、楽天は9回裏に抑えの松井を起用。1死から石井一が四球を選ぶと、中島がしっかり送って2死二塁。サヨナラのチャンスで大田に打席が回ってくるが、遊ゴロに倒れ、サヨナラ勝ちとはならなかった。
  
 しかし、10回裏に回跨ぎを行った松井に対して、西川が1死から二塁打を放つと、2死からレアードが敬遠で歩かされ、代打の矢野がコール。そしてネクストバッターズサークルには大谷が登場し、球場は大歓声に包まれる。しかし、矢野が空振り三振に倒れ、再びチャンスを活かすことができなかった。
  
 ピンチを抑えた楽天は、11回表にルーキーの玉井からウィーラーが、直球をバックスクリーンへ運び、遂に均衡を破る。1点を勝ち越した楽天は11回裏に福山をマウンドに上げ、日本ハム打線を3者凡退に抑え、2-1で勝利。41勝21敗として貯金を再び20とした。