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【16日の交流戦結果その2】DeNA・戸柱決勝3ラン、ヤクルト・荒木代打勝ち越し弾、巨人・助っ人躍動

2017/06/16

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〇ヤクルト8-5ヤクルト●(神宮球場)
 
 ヤクルトが劇的な逆転勝利で3連勝を飾った。
 
 ヤクルト先発・星は5回3失点で2番手・ギルメット、3番手・近藤が1イニングずつを無失点、日本ハム先発・高梨は7回3失点と7回まで3-3と互角の戦いを繰り広げていた両軍だったが、8回に試合が動いた。
 
 8回表、日本ハムはヤクルト4番手・ルーキから二死1・3塁のチャンスを作ると、代打・矢野が適時二塁打を放ち2点を勝ち越した。
 
 しかし、直後の8回裏にヤクルト打線が反撃を見せた。ヤクルトは日本ハム2番手・鍵谷から井野・上田の安打、山田の四球で二死満塁のチャンスを作ると、雄平の適時打で同点に追いつく。そして、続く代打・荒木が代わったばかりの日本ハム3番手・公文から3点本塁打を放ち、逆転に成功した。
 
 そして、9回は守護神・秋吉が登板。二死から松本に安打を浴び出塁を許したが、最後は西川を一ゴロに打ち取り、試合を締めた。 
 
 敗れた日本ハムは、2番手・鍵谷、3番手・公文が誤算だった。
 
〇DeNA6-3オリックス●(横浜スタジアム)
 
 投打のかみ合ったDeNAが3連勝を飾った。
 
 初回、DeNAはロペスの2試合連続となるソロ本塁打で1点を先制。しかし、3回に井納が無死から三連打を浴び満塁のピンチを招くと、安達の併殺間・ロメロの適時打で2点を失い逆転を許してしまう。
 
 その直後の3回、桑原・梶谷の連打で一死2・3塁のチャンスを作ると、ロペスの高いバウンドの投ゴロ間に1点を奪い同点に追いつく。そして、4回には倉本の適時打で1点を奪い、勝ち越しに成功した。
 
 しかし、8回表に2番手・三上がロメロに適時打を浴び、同点に追いつかれてしまう。
 
 同点に追いつかれたDeNAだったが、8回裏にオリックス・黒木から筒香が二塁打、宮崎の四球でチャンスを作ると、戸柱が値千金の3点本塁打を放ち勝ち越しに成功した。そして、9回は山崎康が3安打を浴びるも無失点に抑え、試合を締めた。
 
 敗れたオリックスは、ドラ2ルーキー・黒木が故郷の横浜で痛恨の本塁打を浴びてしまい、5連敗となってしまった。
 
〇巨人8-0ロッテ●(東京ドーム)
 
 巨人が助っ人の大活躍でカード初戦を白星で飾った。
 
 初回、巨人は長野・山本の連打、阿部の四球で一死満塁のチャンスを作ると、マギーに適二時打が飛び出し2点を先制。5回には長野・坂本の四球でチャンスを作ると、今度はマギーが適時三塁打を放ち、2点を追加した。そして、8回にはマギーの5打点目となる左翼ポール直撃のソロ本塁打、辻・長野の適時打、黒沢のボークでダメ押しの4点を奪った。
 
 投げては、前回登板で歴史的連敗を止めたマイコラスが8回を120球で2安打、8奪三振、無四球、無失点の快投。そして、9回は西村が無失点で締め試合終了。マイコラスは今季6勝目を手にした。
 
 敗れたロッテは、投打に振るわなかった。