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【MLB】「謎に包まれた大谷翔平」 米サイトが大谷について特集

2017/06/09

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 北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手の去就に米国でも注目が集まっている。米『ヤフースポーツ』の名物コラムニストのジェフ・パッサン氏が、8日(日本時間9日)に大谷に関する特集記事を発表した。
 
 「謎に包まれた大谷翔平、2億ドルを蹴ってMLBでプレーするのか」と題した記事は、大谷がMLB移籍について何を考えているのか、彼の身の回りに何が起きているのかがまったく見当がつかないというMLBのチームの首脳陣の言葉を紹介し、彼に対して3つの謎があるとしている。
 
 1つ目は「大谷が2017年シーズン後にMLBに挑戦するのか?」という謎、2つ目は「2億ドル(約220億円)を諦めるのか?」だ。昨季オフに25歳以下の海外選手に対する新しい協定が結ばれ、現行の協定上では大谷は今季オフにMLBに挑戦しても大型契約を結ぶことができずに、年俸も抑えられることとなっている。
 
 あるGMは大谷には2億ドル級の価値があるとしているが、彼がインタビューで「お金は気にしない」と答えたように、本当に格安の年俸でも挑戦するのだろうか。疑問は深まる一方だ。しかし、1年目が終わった途端に巨額の契約延長をする口約束を結ぶ可能性もあると記事では指摘している。
 
 そして3つ目の謎は、「大谷はMLBで日常的に二刀流に挑戦したいのか?」である。多くのMLBの球団がそうだと考えていると記事では指摘しているが、外野手として日常的に試合に出て5日ごとに先発をすることはMLBでは起こらないとの見方も示している。
 
 一方で、ある球団関係者が大谷は「居心地がいい」球団を選ぶだろうと考えていることを紹介。最も当てはまりそうなチームとしてサンディエゴ・パドレスを挙げている。MLBの日本人投手の先輩の野茂英雄氏がアドバイザーを務め、大塚晶則氏がトリプルA級でコーチを行っているパドレスは、今年から日本ハムでトレーニングコーチなどを務めた中垣征一郎氏を雇っているのだ。
 
 中垣氏は大谷に大きな影響を与え、トレーニングの指導や身体作りなどを教えた人物だ。パドレスは金銭面では大きな球団には勝てないが、環境面では他の球団には勝っている。
 
 「金銭面での違いは決定打とはならないだろう。長い目で見ると、彼は最も居心地の良いチームを選ぶことになるだろう」と、ある球団関係者は語る。しかし、「彼にとって何が最も居心地を良くさせるか知っているか?」とも、同じ人物は質問する。
 
 また、あるナ・リーグの球団のGMは「彼は今年MLBに来ないと思うよ」と語っているという。
 
 「でも、実際はなぜ自分でこう言うかも分からない。彼が来るのかどうかは私も知らないし誰も知らない」
 
 大谷についての謎は深まるばかりだ。MLBの百戦錬磨の球団フロントをも悩ませている大谷の未来には全米からも注目が集まっている。
 

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