大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 【8日のセ・パ交流戦結果その2】ロッテ連敗ストップ、広島5連勝、SB20安打15得点の猛攻で大勝

【8日のセ・パ交流戦結果その2】ロッテ連敗ストップ、広島5連勝、SB20安打15得点の猛攻で大勝

2017/06/08

text By



〇ソフトバンク15-0ヤクルト●(ヤフオクドーム)
 
 ソフトバンクが先発全員安打・20安打15得点の猛攻でヤクルトを降し、3連勝を飾った。
 
 初回、ソフトバンクは先頭の川崎の二塁打・今宮の犠打でチャンスを作ると、柳田が中犠飛を放ち1点を先制。そして、3回には柳田の適時打、デスパイネの今季第17号となる本塁打、上林・高谷の適時打など、打者一巡の猛攻でこの回6得点。4回には柳田の14号ソロ本塁打で8点のリードを奪う。
 
 そして、6回にはデスパイネのこの日2本目の本塁打、松田の2点本塁打、川島・今宮の適時打でこの回一挙6得点。そして、8回には鶴岡に今季初本塁打が飛び出しリードを15店に広げた。
 
 先発・中田は毎回のように四球を出すも、要所で安打を許さず7回無失点の好投。笠原・岡本も1イニングを無失点に抑え完封リレー。中田は汚名返上の5勝目を手にした。
 
 ヤクルトはプロ初先発のドラ4ルーキー・中尾が3回7失点、2番手・中島が2回2/3を7失点、3番手・成瀬も1失点と振るわず、打線も散発4安打と沈黙し泥沼の7連敗となった。
 
〇ロッテ9-5中日●(ZOZOマリンスタジアム)
 
 ロッテが打線爆発で連敗を4で止めた。
 
 初回、先発・唐川は京田の安打・亀澤の犠打でピンチを作ると、大島・ゲレーロに適時打を浴び2失点。
 
 味方が2回・3回に得点を奪い、援護を貰った唐川だったが、リードを守り切れず4回5失点で降板。1点を追う立場になったロッテだったが、5回から再び反撃を見せた。
 
 5回、ロッテは3四球で一死満塁のチャンスを作ると、鈴木・ダフィー・三木の適時打で3点を奪い勝ち越しに成功。そして、6回には清田・鈴木の適時打で3点を加え、リードを4点に広げた。
 
 先発・唐川は4回で降板だったが、その後の大嶺・松永・益田・大谷・内は1イニングずつを無失点と好投。中日打線に追加点を許さず、味方の奪ったリードを守り切った。
 
 敗れた中日は、先発・鈴木が5回途中6失点と試合を作れず、3番手・三ツ間も3失点とリードを広げてしまい、打線も5回以降は振るわず連勝は3で止まった。
 
〇広島5-3日本ハム●(札幌ドーム)
 
 投打のかみ合った広島が5連勝を飾った。
 
 初回、広島は二死から丸が内野安打で出塁すると、鈴木が今季第12号となる本塁打を放ち2点を先制。5回には會澤・菊池の安打でチャンスを作り、丸の適時二塁打で2点を加え、リードを4点に広げた。
 
 投げては、先発・岡田が7回途中1失点と試合を作り降板。8回にジャクソンが2失点を喫し1点差まで追い上げられたが、9回に打線が谷元から1点を奪いリードを再び2点とすると、最後は今村が無死から安打を許した後に三者連続三振を奪い試合を締めた。岡田は今季6勝目、今村は11セーブ目を手にした。
 
 敗れた日本ハムは、先発・浦野が7回途中4失点と試合を作れず、打線も追い上げ及ばず5連敗となった。