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【4日のセ・パ交流戦結果その2】中日・ジョーダン6回無失点、T岡崎サヨナラ打、ヤクルト西武は引き分け

2017/06/04

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〇中日2-0楽天●(ナゴヤドーム)
 
 中日が完封リレーでカード勝ち越しを飾った。
 
 中日先発・ジョーダン、楽天先発・岸で始まった試合は、投手戦の様相を呈していたが、試合は4回に動いた。
 
 4回、中日は一死から京田・亀澤が連打で出塁しチャンスを作ると、大島・ビシエドに連続適時打が飛び出し2点を先制。試合の均衡を破った。
 
 ジョーダンは6回無失点と好投しマウンドを降りると、その後を伊藤・岩瀬・田島と繋ぎ完封リレー。強力楽天打線につけ入る隙を与えなかった。
 
 楽天は岸が6回2失点と試合を作ったが、打線が散発4安打と沈黙しカード負け越しとなった。
 
ヤクルト8-8西武(神宮球場)
 
 ヤクルトが9回に怒涛の追い上げを見せ、両軍合わせて14人が登板した総力戦は引き分けに終わった。
 
 3回、西武は秋山の適時打、メヒアの満塁本塁打で5点を先制。5回は中村の四球、栗山の二塁打でチャンスを作り、炭谷の適時打で1点、6回には中村の今季12号となる本塁打で2点を加え計8点を奪った。
 
 ヤクルトは先発・星が5回6失点と試合を作れず、2番手・成瀬も2失点と苦しい展開だったが、6点ビハインドで迎えた8回から反撃を見せた。
 
 8回、一死からバレンティン・雄平が連打でチャンスを作ると、昇格したばかりのグリーンが2点適時二塁打を放ち2点を返す。そして、9回には山田の2点本塁打で2点を返し、二死からバレンティン・雄平・グリーンの連打で1点差に迫ると、続く大引の打球を源田が悪送球。この間に1点が入り、ヤクルトは同点に追いついた。
 
 その後の延長戦は、両軍決め手を欠き無得点。延長12回規定により引き分けとなった。
 
〇阪神4×-3日本ハム(甲子園)
 
 阪神が土壇場で延長戦に持ち込み、延長11回にサヨナラ勝利を決めた。
 
 先制点を奪ったのは阪神だった。3回、阪神は糸井の安打、上本の四球でチャンスを作ると、高山に適時打が飛び出し1点を先制。
 
 しかし、先発・小野が6回に捕まり、西川の安打、松本の犠打で一死2塁のピンチを作ると、レアード・中田に連続適時打を浴び逆転を許した。また、4番手・藤川も1点を失い、リードを2点に広げられてしまった。
 
 そして、2点ビハインドで迎えた9回裏、阪神は増井から3者連続四球を選び無死満塁のチャンスを作ると、糸原の二ゴロ間、代打・原口の適時打で同点に追いついた。
 
 そして、延長11回、大和が四球、大野の悪送球で鳥谷、原口が失策で出塁し一死満塁とサヨナラのチャンスを作ると、岡崎が12球粘り、13球目を左翼線に運び試合を決めた。
 
 終盤で投打がかみ合った阪神はカード勝ち越しを飾った。そして、サヨナラ打を放った岡崎は連日のお立ち台となった。
 
 敗れた日本ハムは終盤にミスが連発し、まさかの敗戦となってしまった。