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ソフトバンク・明石健志が国内FA権取得。プロ14年目で数少ない現役ダイエー戦士の最年少

2017/05/24

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 福岡ソフトバンクホークスの明石健志内野手は、23日に出場選手登録日数が8年に達し、国内フリーエージェント権の取得条件を満たした。プロ14年目での到達となった。
 
 明石は北海道旭川市出身で、山梨学院大学付属高校から2003年にドラフト4位で福岡ダイエーホークス(当時)に入団し、内野のユーティリティープレーヤーとしてスタメン、途中出場を問わず役割を果たしてきた。また、年に数試合ほど外野を守ることもあり、内野だけでなく外野の守備もこなすことが出来る。
 
 守備だけでなく打撃・走塁にも定評があり、2015年の日本シリーズでは16打数7安打7四死球で優秀選手賞を受賞、2012年シーズンには25盗塁をマークしている。
 
 2012年には、日本ハム・乾真大投手(現巨人)と対戦した際に、1打席で19球粘った末に四球を選んだ経験がある。この1打席19球は1947年に大陽ロビンスの松井信勝選手が記録した以来のもので、NPB最多タイ記録となっている。
 
 明石は5月23日までの現役通算で635試合に出場し、打率.252、8本塁打、135打点、77盗塁という成績を残している。
 
また、福岡ダイエーホークスに所属経験のある現役選手は、明石健志、寺原隼人、和田毅、城所龍磨、川崎宗則、井口資仁(ロッテ)、山崎勝己(オリックス)、杉内俊哉(巨人)の8名となっており、明石はこの中で最年少となっている。明石は1年目となる2004年シーズンに1軍昇格を果たし、プロ初安打も記録。また、ウエスタン・リーグでは77試合に出場した。

 
 現役最年少の元ダイエー戦士は、シーズンオフにどのような選択を採るだろうか。