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【4月21日のセ・リーグ試合結果】S石川好投、巨人連勝ストップ、De-中日は引き分け

2017/04/21

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 DeNA2-2中日
 
 DeNA先発・ウィーランド、中日先発・又吉で始まった試合は、投手戦の様相を呈した。
 
 ウィーランドは8回1失点、又吉は8回途中2失点という内容で、9回表まではDeNAが1点をリードしていた。中日は、今日も好投する先発投手に白星をつけることが出来なかった。
 
 しかし、DeNA守護神・パットンが再び味方のリードを守れなかった。9回二死で打席に平田を迎え、2ストライクまで追い込んだところで高めの速球を右翼スタンドに運ばれてしまい1失点。中日は絶体絶命の状況から、キャプテン・平田の一発で試合を振り出しに戻した。
 
 その後は両軍救援陣が粘り、2-2のまま延長12回裏を終え、規定により引き分けとなった。
 
また、中日は今日の引き分けで開幕から18試合連続で先発投手に白星なしとなった。歴代ワースト記録は1953年に広島東洋カープが記録した23試合となっている。
 
〇ヤクルト3-1広島●
 
 ヤクルトが本拠地・神宮球場での一戦で、前回登板で9回1死まで無安打に抑えられたドラ1ルーキー・加藤にリベンジを果たした。
 
 先制点を奪ったのはヤクルトだった。2回、先頭の雄平が二塁打で出塁すると、続く西田が中前に適時打を放ち1点を先制した。その後も4回に四球でチャンスを作り、大引が適時打を放ち1点を追加。5回には荒木の今季1号の本塁打が飛び出し、加藤から3点を奪った。
 
 投げては、先発・石川が7回1失点の好投。8回には石山が三者連続三振の好リリーフを見せ、9回は守護神・秋吉が締め連敗を3で止めた。
 
 広島は加藤が6回を113球、5安打、6奪三振、5四球、3失点と制球に課題を残した。打線も5回に鈴木の本塁打で1点を返すのみに終わり、3連敗となった。
 
〇阪神4-1巨人●
 
 阪神がベテランの一発で奪ったリードを守り抜き、巨人の連勝を止めた。
 
 初回、阪神は高山、糸井の安打でチャンスを作ると、福留が右翼スタンドに先制3点本塁打を放ち先制点を奪った。阪神は5回にもマイコラスの制球が乱れている隙を付き、北條の押し出し四球で1点を追加した。
 
 投げては、先発のメッセンジャーが8回1失点の快投。9回は守護神・ドリスが巨人の代打攻勢をかわし無失点に抑え試合終了。
 
 巨人は先発・マイコラスが6回を4四死球4失点と誤算で、打線もメッセンジャー、ドリスの前に沈黙。投打に振るわず、連勝は4で止まった。