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オリックス、糸井がFA移籍したら外野はどうなる?駿太ら外野レギュラー候補を直撃!【どら増田のオリ熱コラム #87】

オリックス糸井嘉男がFA権を行使した。「より成長できる環境でやりたい」と本人がコメントしたことからも、獲得に名乗りをあげている阪神などに移籍する可能性が考えられる。もし糸井が移籍してしまったら、オリックスの外野はどうなってしまうのだろうか?高知で行われている秋季キャンプで取材をしてきた。

2016/11/15

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福良監督が明言「駿太は打てば即レギュラー」

 オリックス・バファローズの糸井嘉男がFA権を行使した。11日からは他球団との交渉が解禁になり、阪神タイガースが獲得に乗り出すとの報道が出ている。

 オリックスファンからすれば、その報道にヤキモキしているに違いないが、一方、「糸井が移籍すれば、来季のオリックス外野陣はどうなってしまうのか?」との声がファンの間で広がっているという。

 現有戦力の外野レギュラー候補は守備に定評のある駿太、走塁が持ち味の小田裕也、そしてクリーンアップを打てる打撃が魅力の吉田正尚といった若い3選手の名が挙げられるが、果たして、3人はどのような気持ちでいるのだろうか。秋季キャンプで汗を流す彼らに尋ねてみた。

 まず、6日に行われたシートバッティングで長打を連発していたのは駿太だった。
福良淳一監督から「何かを掴みかけているんだと思う。守りは全く問題ないわけだから、打てば即レギュラーですよ」と一番最初に“レギュラー”候補として名を挙げられている。

 駿太は先月宮崎で行われたフェニックスリーグから初めて“ノーステップ打法”に取り組んでいる。その理由を駿太はこう話す。

「いままでだったら誰に言われても絶対にやらなかったです。でも、ずっと下半身の使い方に問題があるという認識があって、下山(真二)コーチに相談して、ノーステップ打法にとりくむことにしたんです。フェニックスの最初のほうは全然ダメだったんですけど、『これはやる価値あるな』って思えて、フェニックスの終盤から形になってきました。下半身をしっかり使えるまでやろうと思います。結果を求められる来年までには足を上げる可能性が高いですけど」

 2014年に127試合、打率.280、本塁打5本を記録して以降、昨年は135試合、打率.234、本塁打2本、今年は105試合、打率.194、本塁打1本と打撃不振に喘いでいる。昨年から「1番センター」を目標に掲げてレギュラー奪取を誓っていたが、今は考えかたを“戻した”という。

「2014年に.280、5本という数字を出してしまったために、去年、今年と自分のことばかり考えちゃったかなと。貪欲さの方向性を間違えてしまっていました。2014年を振り返ると優勝争いをして夏過ぎから使われ始めたし、その勢いに乗って僕も打つことができた。それまで2割打ったことがないバッターがいきなり.280打てたというのはそういうことなんですよ。だから来年は自分のことより、チームのことを考えて、優勝するための準備をする。そのために僕が(チームを)引っ張れる部分は引っ張っていくし、結果的にそれが数字なり、レギュラーなり、優勝に繋がると思います」

 今季78試合、打率.137と苦しんだ小田も、秋季キャンプではシートバッティングで、ランニングホームランを放つなど元気な姿を見せていた。来季は、再びレギュラーを狙っている選手の一人だ。

「今年は春のキャンプから上手くハマらず、そのままオープン戦とシーズンを迎えてしまった感じですね。キャンプでは走塁に力を入れていたんですが、塁に出なければ足を生かせないし、代走で出てもベンチから行っていいという指示はあまりなかった。信用を勝ち取ることができなかったのは悔しかったです。今年は(糸井)嘉男さんが53個で盗塁王を獲りましたけど、2番目に多かった西野(真弘)が16個で差がかなり開いてた。今のオリックスは機動力を使えるのに、使えなかったので、僕や駿太がもっと塁に出て走らないと、監督もやりたい野球ができないもどかしさがあったと感じていました。打撃は今年多かった三振を減らすことに取り組んでいます。しっかり振り込んでバットに当てなきゃ何も起こらないし、何かを起こさないと変われないので、優勝争いができるようにレギュラーを目指します」

 小田は熊本の出身。今年は震災の影響を受けたこともあり、地元へ想いを寄せる。
「まだ大変だと聞いてます。オフに帰ってできることはやりたい。来年は活躍して地元に元気を与えたいですね」

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