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電撃移籍もある!? 広島、トレード注目選手6人。他球団の獲得候補に挙がるのは?

2025/07/21

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産経新聞社



kemuna arai hayashi

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 昨季はシーズン後半に失速し、リーグ優勝を逃した広島東洋カープ。今シーズンはAクラス争いを繰り広げており、トレード期限の7月31日までにさらなる補強に動く可能性も考えられる。そこで今回は、他球団の獲得候補に挙がりそうな広島のトレード候補を紹介したい。

遠藤淳志

広島・遠藤淳志
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/90kg
・生年月日:1999年4月8日
・経歴:霞ヶ浦高
・ドラフト:2017年ドラフト5位
 
 高卒3年目に5勝を挙げるなど、早くから頭角を現した遠藤淳志。だが、近年は苦しいシーズンを過ごしており、トレード候補にも挙げられる。
 
 霞ヶ浦高から2017年ドラフト5位で広島東洋カープに入団。高卒2年目の2019年に中継ぎで一軍デビューし、34試合登板、1勝1敗1セーブ6ホールド、防御率3.16の好成績を収めた。
 

 
 翌2020年は先発に転向すると、19試合(107回)を投げ、5勝6敗、2完投、防御率3.87を記録。
 
 先発として飛躍を予感させていたが、その後は伸び悩んだ。昨季は二軍で21試合登板、5勝2敗、防御率1.74と結果を残したが、一軍ではわずか3試合の登板に終わった。
 
 高卒8年目の今季は、ファームで先発、中継ぎの両軸で調整を重ね、20試合登板、防御率2.51をマーク。また、自己最速を更新する151キロを計測するなど、確かなレベルアップを見せている。
 
 一方で、一軍では7月9日にようやく今季初昇格を掴んだものの、主にビハインドでのリリーフ登板となっている。
 
 一軍での実績もあるだけに、トレードとなれば注目の存在といえそうだ。

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