強いタイガースの裏で…阪神、波に乗り切れていない選手6人。後半戦での巻き返しは?
2025/07/19
産経新聞社
h2>糸原健斗
・投打:右投左打
・身長/体重:175cm/81kg
・生年月日:1992年11月11日
・経歴:開星高 – 明治大 – JX-ENEOS
・ドラフト:2016年ドラフト5位
糸原健斗もいまのところ、思い通りの活躍とはほど遠い成績だ。
前任の岡田彰布監督時代から、主に代打の切り札としてのポジションを与えられた糸原。2023年には69試合に出場し、打率.236、5打点の成績を挙げた。
昨季は89試合に出場し、打率.216ながら9打点と、徐々に代打の切り札としての役割も板に付いてきた。
そして今季。右の原口文仁とともに、左右の代打の切り札として活躍を想像したが、45試合の出場で打率.189、3打点は物足りなさすぎる。
今季の糸原の代打起用は、ランナーがいないシチュエーションがほとんどである。そのため、打点を稼げていないのだろうか。
個人的には、ランナーが溜まっている場面の方が、その能力を発揮できるのではと感じる。その証拠に、7月10日の広島戦の7回1死二、三塁の場面ではきっちりと犠牲フライを打ち上げ、今季3打点目を挙げてみせた。
より相手にプレッシャーをかけられる得点圏での代打・糸原を、もっと見てみたいものである。
【了】