一瞬の輝きは見せたが…巨人で継続した活躍が出来なかった選手6人。大ブレイクを経験した選手も
2025/07/19
産経新聞社

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プロスポーツの世界には「3年活躍して一人前」という言葉があるように、継続して結果を残すことは決して簡単ではない。短期間では好成績を残したものの、長続きできなかった選手も数多く存在する。そこで今回は、一時的にブレイクを果たすも、継続して結果を残せなかった読売ジャイアンツの選手を紹介したい。
立岡宗一郎
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/82kg
・生年月日:1990年5月18日
・経歴:熊本・鎮西高
・ドラフト:2008年ドラフト2位
リードオフマンとして輝いた時期もあった立岡宗一郎。故障に悩まされ、長く一軍に定着することは出来なかった。
鎮西高から2008年ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団。ファームで経験を重ねるも、一軍出場は代走での1試合のみにとどまっていた。
2012年にレビ・ロメロ、福元淳史との交換トレードで、久米勇紀と共に読売ジャイアンツへ移籍。
巨人では2013年に出場機会を増やすと、2015年に大ブレイク。後半戦に中堅手のスタメンに定着し打率.304、14打点、16盗塁を記録。1番打者として巨人打線を牽引した。
しかし、翌年以降は度重なる故障に加え、陽岱鋼、丸佳浩らのFA加入で外野の層が年々厚くなり、出場機会が減少。
2022年は左膝前十字靱帯損傷の影響で長期離脱となり、2023年からは育成選手としてリハビリに励んだ。
支配下復帰を果たした昨季は2年ぶりとなる一軍の舞台で猛打賞を記録。復活の気配も漂わせたが、同年限りでの引退を決断。現在は三軍外野守備兼走塁コーチとして若手選手を指導している。