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打線次第で最多勝クラスに…?中日ドラゴンズ、無援護に泣いた投手6人。苦しむ好投手たち

2025/07/12

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産経新聞社



大野雄大

大野雄大(中日ドラゴンズ)
投打:左投左打
身長/体重:184cm/85kg
生年月日:1988年9月26日
経歴:京都外大西高 – 佛教大
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 中日ドラゴンズのエースとして君臨した大野雄大も、援護がなく勝ち星が重ねられないシーズンが度々あった。
 
 佛教大から2010年ドラフト1位で中日に入団。プロ3年目の2013年に先発ローテーションに定着し、自身初の2桁(10勝)をマーク。翌年以降は先発陣に欠かせない存在となった。
 

 
 2019年に最優秀防御率のタイトルを獲得すると、2020年には最多奪三振、2年連続の最優秀防御率の投手2冠に輝き、沢村賞を受賞。
 
 2022年の阪神戦では、打者27人をパーフェクトに抑える「完全投球」を披露していたが、味方の援護がなく延長戦に突入。延長10回2死に安打を許し、記録が途切れてしまった。
 
 その後は故障に苦しみながらも、ベテランらしい投球で投手陣を引っ張るリーダーとして、存在感を発揮。
 
 今季もここまで10試合の登板で4勝をマークしており、苦しむチームの精神的支柱となっている。

 

 
【了】

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