多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



打線次第で最多勝クラスに…?中日ドラゴンズ、無援護に泣いた投手6人。苦しむ好投手たち

2025/07/12

text By

photo

産経新聞社



金丸夢斗

中日・金丸夢斗
投打:左投左打
身長/体重:177cm/77kg
生年月日:2003年2月1日
経歴:神港橘高 – 関西大
ドラフト:2024年ドラフト1位
 
 ここまで好投を続けながらも、プロ初勝利が遠いドラ1ルーキー、金丸夢斗。早くも無援護に苦しんでいる。
 
 神港橘高から関西大学に進学すると、大学リーグのベストナインに幾度となく選出される絶対的エースとしてチームを牽引。
 

 
 2024年に行われた欧州代表との強化試合では侍ジャパンのトップチームに招集。先発登板し2回を無失点に抑えるなど実力を発揮、大学生屈指の左腕として注目を集めた。
 
 2024年ドラフト会議では4球団競合の末に中日ドラゴンズへ入団。今季の開幕には出遅れたが、5月のDeNA戦で初先発。6回2失点、8奪三振と好投したが、打線の援護がなく敗戦投手に。
 
 その後も援護に恵まれず、ここまで7試合の登板で6度のQS(クオリティ・スタート)を記録するも勝利はなく、防御率2.64ながら0勝3敗という結果になっている。
 
 7月8日の巨人戦では7回2失点で降板、待望の初勝利まであとアウト2つに迫ったが、9回に逆転サヨナラ負けを喫し初勝利を逃した。
 
 間違いなくプロで通用するポテンシャルは示しているだけに、打線の奮起、プロ初勝利を期待したい。

1 2 3 4 5 6


error: Content is protected !!