まさかの“登録抹消”…プロ野球、今季2軍降格を経験した大物6人。成績不振に苦しむ選手たち
2025/07/12
産経新聞社
中村奨吾
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/86kg
・生年月日:1992年5月28日
・経歴:天理高 – 早稲田大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
近年の打撃不振から抜け出せていない中村奨吾。現状のままでは、キャリア最低の出場試合数にとどまる可能性が高い。
天理高から早稲田大に進学し、大学日本代表にも選出。走攻守三拍子揃った内野手として高く評価され、ドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団した。
ルーキーイヤーから111試合に出場すると、プロ4年目の2018年には全試合出場を達成。同年は自己最高となる打率.284、39盗塁の好成績を残した。
その後も不動のレギュラーとしてチームを支えた中村奨。2021年には全143試合出場、打率.283、9本塁打、12盗塁をマークし、二塁手部門のベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
しかし、2023年は2桁11本塁打を放つも、打率.220と低迷。昨季も120試合に出場したが、打率.234に終わった。
さらに今季は、極度の打撃不振に陥り、5月6日に約3年ぶりとなる一軍登録を抹消。以降はファーム暮らしが続いている。
二軍戦では結果を残しているだけに、状態をキープして低迷するチームの起爆剤となりたい。