まさかの“登録抹消”…プロ野球、今季2軍降格を経験した大物6人。成績不振に苦しむ選手たち
2025/07/12
産経新聞社
坂本勇人
・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/86kg
・生年月日:1988年12月14日
・経歴:光星学院高
・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目
長年にわたって読売ジャイアンツを支えている坂本勇人だが、今季は打撃不振による二軍降格を経験した。
光星学院高から高校生ドラフト1巡目で巨人に入団し、高卒2年目に早くもショートのレギュラーを獲得。全144試合に出場し、打率.257、8本塁打の成績を残した。
2009年には初の打率3割をクリアし、2010年にはキャリア初の30本塁打(31本)を記録するなど、長打力も向上。守備面の安定感も光り、球界を代表する遊撃手として君臨した。
さらに、2016年には首位打者(.344)に輝くと、2019年は打率.319、40本塁打、94打点と傑出の数字を残し、最優秀選手(MVP)に選出された。
しかし、近年は故障に苦しむシーズンが増えると、開幕から三塁のポジションを守った昨季は、109試合出場で打率.238(規定未満)、7本塁打、34打点と低迷した。
迎えた今シーズンは、開幕から不調が続き、4月15日に一軍登録を抹消。その後は復帰を果たすも、5月12日に再び二軍落ちを経験した。
それでも、交流戦期間に再昇格後は、復調の気配を見せている。いち早く本来の打棒を取り戻し、再び不動のレギュラーとして輝きたい。