アクシデント発生で…オールスターゲームを出場辞退した選手6人。苦渋の決断となった選手たち
2025/07/12
産経新聞社
吉見一起
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/90kg
・生年月日:1984年9月19日
・経歴:金光大阪高 – トヨタ自動車
・ドラフト:2005年大学生・社会人ドラフト希望枠
全盛期は抜群のコントロールで活躍した吉見一起も、オールスターゲームに複数回出場したが、辞退したシーズンがあった。
2005年ドラフトで中日ドラゴンズに入団すると、プロ3年目の2008年に10勝をマーク。同年のオールスター出場も決まっていたが、故障もあって出場が叶わなかった。
翌2009年には27試合の登板で16勝7敗、防御率2.00の好成績をマークし、最多勝のタイトルを獲得。
さらに2011年には26試合に登板し、18勝3敗、防御率1.65という圧倒的な成績で、最多勝と最優秀防御率の二冠に輝き、球界トップクラスのピッチャーになった。
2008年から5年連続で2桁勝利を記録したものの、2013年にトミー・ジョン手術を受けた吉見。同年以降は登板数が減ってしまった。
思うような投球ができない時期を経験したが、プロ通算90勝をマーク。類希なるコントロール能力は、多くの打者を苦しめた。
【了】