ドラゴンズの“起爆剤”に…?中日、1軍起用が待たれる選手6人
2025/07/04
産経新聞社

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プロ野球の世界では、熾烈な一軍メンバー争いが繰り広げられる。昇格にはファームでの活躍が求められることになるが、二軍で好成績を残していても、なかなか一軍から声がかからないケースも多くある。ここでは、今季ファームで好成績を残している中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は7月2日時点)
草加勝
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/77kg
・生年月日:2001年11月21日
・経歴:創志学園高 – 亜細亜大
・ドラフト:2023年ドラフト1位
トミー・ジョン手術からの復帰を目指している草加勝。プロ2年目の一軍デビューに向け、順調な調整を重ねている。
創志学園高を卒業後は亜細亜大に進むと、大学3年にブレイク。リーグ戦で防御率0.29と圧巻の数字を残した。
その後も大学球界屈指のピッチャーとしてプレーし、2023年ドラフト会議では千葉ロッテマリーンズとの競合の末、中日ドラゴンズ入りを果たした。
大きな期待をかけられていた中、新人合同自主トレで右肘に違和感を覚えた草加。保存療法も検討していたが、トミー・ジョン手術を決断し、昨季はリハビリに費やした。
今季も懸命なリハビリをこなし続け、5月にファームで初登板。三者連続三振という最高のスタートを切った。
まだ登板数は限られているものの、徐々に投球イニングを増やしており、今季中の一軍デビューが現実味を帯びている。