ジャイアンツの“起爆剤”に…?巨人、1軍起用が待たれる選手6人
2025/07/07
産経新聞社
田中千晴
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/85kg
・生年月日:2000年9月21日
・経歴:浪速高 – 国学院大
・ドラフト:2022年ドラフト3位
ルーキーイヤーには30試合に登板し、光るもの見せた田中千晴。昨季は右肘の故障に苦しんだが、プロ3年目の今季は復活を予感させている。
国学院大から2022年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、中継ぎで30試合に登板し、2勝3敗3ホールド、防御率5.51の数字に。
最速150キロ超の直球と落差の大きいフォークボールを武器に、投球イニング以上の三振を奪うなど、能力の一端を示した。
しかし昨季は、先発に挑戦するも、6月以降は再び中継ぎに転向。一軍ではわずか3試合の登板にとどまった。また、右肘の状態に悩まされ、同年10月には右肘のクリーニング手術を受けた。
プロ3年目の今季はリハビリスタートとなったが、5月に実戦復帰。直近2試合で失点を喫したが、13試合登板時点では1勝2セーブ、防御率0.71と圧巻の投球を披露していた。
一軍ブルペン陣の疲労が見え始める後半戦において、救世主となる可能性もありそうだ。
【了】