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巨人入りしていたら…?ジャイアンツがドラフト1位指名もくじを外した選手6人。躍動する選手たち

2025/07/21

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産経新聞社



(左から)佐藤輝明,村上宗隆,田中正義

プロ野球 最新情報

 プロ野球のドラフト会議の1巡目指名では、指名が重複した場合は抽選により当選した球団が交渉権を獲得できる入札抽選制度が採用されている。チーム、指名選手共にこのくじによって運命が決まると言っても過言ではないだろう。そこで今回は、読売ジャイアンツが交渉権を得られなかった選手をピックアップした。(今季成績は7月18日時点)

佐藤輝明

阪神タイガース・佐藤輝明
・投打:右投左打
・身長/体重:187cm/95kg
・生年月日:1999年3月13日
・経歴:仁川学院高 – 近畿大
・ドラフト:2020年ドラフト1位
 
 今季は本塁打王に向けてリーグ独走状態となっている阪神タイガースの佐藤輝明。読売ジャイアンツからもドラフト1位指名を受けた選手だ。
 
 近畿大では関西学生野球リーグの通算本塁打記録を更新するなど屈指の長打力を発揮。2020年ドラフトで4球団競合の末、阪神タイガースへの入団が決まった。
 

 
 プロ1年目の2021年には126試合に出場すると、新人左打者として最多本塁打記録を更新する24本塁打を記録。
 
 翌2022年は全143試合に出場すると、20本塁打をマーク。2023年には132試合の出場で24本塁打を記録するなど持ち前の長打力を存分に発揮した。
 
 その一方で、確実性に課題があり、2023年からは不振で度々二軍降格も経験。昨季も不振に陥る時期があり、プロ入り後最小の120試合出場、16本塁打に終わった。
 
 それでも、今季は開幕から好調な打撃を披露し、交流戦終了時点で両リーグトップの19本塁打を記録。交流戦での本塁打王にも輝いた。
 
 この調子でシーズンを駆け抜けられれば、自身初となる本塁打王のタイトル、チームのリーグ優勝も十分に考えられるだろう。

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