1.5軍脱却へ…阪神で一軍定着を目指す選手6人。藤川監督へアピールしたい選手たち
2025/06/29
産経新聞社
榮枝裕貴
・投打：右投右打
・身長／体重：180cm／86kg
・生年月日：1998年5月16日
・経歴：高知高 – 立命館大
・ドラフト：2020年ドラフト4位
梅野隆太郎、坂本誠志郎の2枚看板に加わりたい榮枝裕貴。プロ5年目を迎えた今季も、出場機会は限定されている状況だ。
高知高では甲子園出場を果たせなかったが、立命館大に進学。大学日本代表候補合宿に参加した経歴も持ち、2020年ドラフト4位で阪神タイガースへの入団を果たした。
プロ入り後、ルーキーイヤーの3月に疲労骨折が判明。序盤からまさかのスタートになったが、同年は最終的にファームで47試合に出場し、打率.257と一定の成績を収めた。
しかし、その後もファームが主戦場となるシーズンが続いている。昨季はファームで82試合に出場、キャリアハイの打率.274と飛躍を見せたが、一軍出場は1試合のみに終わった。
今季はオープン戦でフル出場を経験し、「第三の捕手」に名乗りを上げたいところだったが、状況は例年と変わっておらず、ここまで満足な出場機会を得られていない。
少しずつでも藤川球児監督ら首脳陣の信頼を高め、一軍の舞台で存在感を発揮したいところだ。