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ベイスターズの“起爆剤”に…?DeNA、1軍起用が待たれる選手6人

2025/06/23

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産経新聞社



(左から)横浜DeNAベイスターズの小園健太、三浦大輔監督、井上絢登

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 プロ野球の世界では、熾烈な一軍メンバー争いが繰り広げられる。昇格にはファームでの活躍が求められることになるが、二軍で好成績を残していても、なかなか一軍から声がかからないケースも多くある。ここでは、今季ファームで好成績を残している横浜DeNAベイスターズの選手を紹介したい。

ハンセル・マルセリーノ

横浜DeNAベイスターズのハンセル・マルセリーノ
・投打:右投右打
・身長/体重:191cm/82kg
・生年月日:2002年6月16日
・経歴:ヘネーロペレス高 – 米マイナー
 
 来日4年目の今季は、念願の支配下契約を勝ち取ったハンセル・マルセリーノ。ついに一軍デビューを掴んだが、まさかのプロ初登板となった。
 
 2019年にセントルイス・カージナルスと契約。傘下ルーキー級でプレーした。その後、2021年12月に横浜DeNAベイスターズと育成契約を結んだ。
 

 
 来日後はBCリーグ・神奈川フューチャードリームスに派遣。来日3年目の昨季は二軍で9試合の登板にとどまり、防御率4.32に終わった。それでも、イニング数を上回る奪三振を記録するなど、高いポテンシャルを示した。
 
 今季は二軍で好投を続け、5月15日に支配下登録を奪取。ファームでは25試合に登板し、3勝2敗7セーブ、防御率1.78の好成績。最速156キロのストレートとスライダーを武器に奪三振率15.28と驚異的な数字を叩き出した。
 
 そして、ついに6月20 日のロッテ戦で待望の一軍登板。しかし、1死後にネフタリ・ソトに頭部死球を与え、危険球退場。まさかのデビュー戦となってしまった。
 
 外国人枠の関係でチャンスは少ないこともあるため、次回登板では結果が求められるだろう。

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