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ドラゴンズに大打撃…中日、故障離脱した主力選手6人。早期復帰を目指す選手たち

2025/06/20

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産経新聞社



齋藤綱記

中日・齋藤綱記
・投打:左投左打
・身長/体重:182cm/92kg
・生年月日:1996年12月18日
・経歴:北照高
・ドラフト:2014年ドラフト5位
 
 貴重なリリーフ左腕として、完全復活が待たれているのが齋藤綱記である。
 
 北照高を卒業し、オリックス・バファローズに2014年ドラフト5位で入団した齋藤。しかし、入団後はファームでも苦しい防御率が続いていた。
 

 
 プロ6年目こそ一軍で32試合に登板するも、防御率4.01と絶対的な数字は残せず。その後は低迷期間が続き、2022年のシーズンオフ、トレードで北海道日本ハムファイターズに移籍した。
 
 しかし、日本ハムでも結果を残せず、シーズン途中に中日ドラゴンズへトレード移籍。すると、翌2023年に31試合の登板で防御率0.73(日本ハム時代の4登板を除く)と大ブレイクを果たし、チームに欠かせない存在となった。
 
 昨季はキャリアハイの56試合に登板し、23ホールドポイント(4勝3敗19ホールド)、防御率2.09をマークした。
 
 今季も好投を続けていた齋藤。しかし、上半身のコンディション不良により、5月に一軍から離れた。
 
 それでも、今月20日に一軍復帰。齋藤の復帰は、チームにとっても大きなプラス材料となりそうだ。

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