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ドラゴンズに大打撃…中日、故障離脱した主力選手6人。早期復帰を目指す選手たち

2025/06/20

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産経新聞社



(左から)中日・福永裕基 、井上一樹監督、齋藤綱記

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 開幕直後からアクシデントに見舞われ、苦しい戦いを強いられている中日ドラゴンズ。しかし、決して大きく負け越しているわけではないため、今が踏ん張りどころと言える。離脱中の選手が復帰すれば、流れが変わることも考えられる。今回は、故障離脱した中日の主力選手を取り上げる。

細川成也

中日・細川成也
・投打:右投右打
・身長/体重:179cm/98kg
・生年月日:1998年8月4日
・経歴:明秀学園日立高
・ドラフト:2016年ドラフト5位
 
 チームの主砲である細川成也だが、今季は故障離脱を経験した。
 
 高校時代から長打力を期待され、2016年ドラフト5位で横浜DeNAベイスターズに入団。将来の主砲候補として注目を集め、一軍デビュー戦でプロ初アーチを放った。
 

 
 最高のスタートを飾ったが、プロ2年目以降は確実性が課題となり、出場機会を増やせず。特に、2022年は18試合の出場で打率.053と極度の不振に陥り、持ち味の長打力も鳴りを潜めた。
 
 そんな中、同年オフの現役ドラフトで中日ドラゴンズに移籍すると、移籍初年度で大活躍。同年は140試合の出場で打率.253、24本塁打、78打点をマークし、主砲としてチームを支えた。
 
 昨季は全143試合の出場で打率.292、23本塁打、67打点と確実性が向上。同年のベストナインに輝いた。
 
 しかし、今季は開幕から低打率に喘ぎ、右太もも裏のコンディション不良も重なって二軍調整に。それでも、今月12日の二軍戦では2打席連続ホームランを放つなど、状態を上げている。
 
 そんな中、今月19日に待望の一軍復帰を果たすと、同日の試合で2安打を放った。チームは得点力不足に苦しんでいるだけに、起爆剤となれるか注目だ。

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