主力に”異変”…?今シーズン不振に苦しんでいる大物(4)今季も“ガラスのスラッガー”に…
2025/06/23
産経新聞社

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一流選手同士が熱い戦いを繰り広げるプロ野球の世界においては、どれだけ実力のある選手でも、安定した成績を残し続けるのは容易ではない。今シーズンのプロ野球でも、十分な実績を持ちながら、不振に悩まされている選手がいる。そこで今回は、不振に苦しむ大物選手を取り上げたい。(今季成績は6月18日時点)
タイラー・オースティン
・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/100kg
・生年月日:1991年9月6日
・経歴:ヘリテージ高 – ヤンキース – ツインズ – ジャイアンツ – ブルワーズ
昨季のセ・リーグ首位打者であるタイラー・オースティンだが、今季は故障に苦しみ、実戦復帰のメドが立っていない状況にある。
ニューヨーク・ヤンキースやミネソタ・ツインズなどでプレーし、2019年シーズンオフに横浜DeNAベイスターズが獲得を発表。長距離砲としての期待がかけられていた。
来日1年目の2020年は怪我の影響もあり、65試合の出場にとどまったが、打率.286、20本塁打の成績を収めるなど、持ち前の長打力を披露。
翌2021年には107試合の出場で28本塁打を放ったが、2022年、2023年は怪我に悩まされるシーズンに。2シーズンで合計1本塁打に終わり、存在感が薄くなっていた。
背水の陣で迎えた昨季は、106試合に出場し、自身初の規定打席に到達。打率.316をマークし首位打者に輝き、日本シリーズでも決勝ホームランを放つなど、チームの日本一に貢献。
今季も昨季同様のパフォーマンスを期待されていたが、怪我での離脱が増えており、規定打席到達は難しい状況だ。なんとか巻き返し、チームを勝利に導きたい。
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