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主力に”異変”…?今シーズン不振に苦しむ大物選手6人。実力を発揮できていない選手

2025/06/20

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産経新聞社



山川穂高

ソフトバンク・山川穂高
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/114kg
・生年月日:1991年11月23日
・経歴:中部商 – 富士大
・ドラフト:2013年ドラフト2位

 
 昨季の2冠王、福岡ソフトバンクホークスの山川穂高も今季は状態が上がらず、移籍後初の一軍登録抹消となった。
 
 2013年のドラフト2位で埼玉西武ライオンズに入団し、プロ1年目にファームで21本塁打を記録。その後もファームでは敵なし状態が続き、2016年から一軍での出番が増えていった。
 

 
 西武が優勝を果たした2018年は、全試合に出場し47本塁打を放って大ブレイク。最多本塁打のタイトルを獲得した。翌2019年も43本塁打を放ち最多本塁打王に輝き、2年連続で圧巻の成績を残した。
 
 2023年にフリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに移籍。移籍初年度の昨季は全143試合の出場で34本塁打、99打点の好成績を収め、本塁打王、打点王の2冠に輝いた。
 
 しかし、今季は開幕から不調が続き、スタメン落ちも経験。6月15日までで打率.204と低迷し、同16日に一軍登録を抹消された。
 
 ソフトバンクの優勝には欠かせない重要な存在なだけに、ファームでしっかりと調子を整え、万全な状態で一軍復帰を果たしたい。

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