指揮官も“ガッカリ”…?プロ野球、2025年シーズンに苦言を呈された選手6人。監督の評価は?
2025/06/17 NEW
産経新聞社
才木浩人
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/92kg
・生年月日:1998年11月7日
・経歴:須磨翔風高
・ドラフト:2016年ドラフト3位
今季も主戦投手としての活躍を見せている才木浩人だが、藤川球児監督から苦言を呈されるゲームもあった。
須磨翔風高から2016年ドラフト3位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューを飾ると、翌2018年には22試合登板(14先発)で6勝10敗、防御率4.61を記録。早くから頭角を現していた。
しかし、その後は故障に苦しんだ。2020年には右肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を敢行。育成契約に移行することとなり、長らく一軍のマウンドから遠ざかった。
それでも、2022年5月に支配下復帰を果たすと、一軍で好投を連発。翌2023年には19試合登板で8勝5敗、防御率1.82(規定未満)をマークし、チームのリーグ優勝・日本一に大きく貢献した。
さらに昨季は、自身初の規定投球回をクリア。25試合(167回2/3)を投げ、13勝3敗、防御率1.83と圧巻の数字を残した。
今季も防御率1点台と支配的なピッチングを続けている才木だが、4月29日の中日戦では6回4失点で敗戦投手に。藤川監督からバッテリーを組んだ梅野隆太郎とともに苦言を呈される場面もあった。
2年ぶりのリーグ優勝・日本一に向け、エースとして大車輪の活躍が求められている。