指揮官も“ガッカリ”…?プロ野球、2025年シーズンに苦言を呈された選手6人。監督の評価は?
2025/06/17 NEW
産経新聞社

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結果が求められるプロ野球の世界では、精彩を欠いたプレーをみせた選手に対し、チームを率いる指揮官から叱咤激励を受けることがある。しかし、首脳陣から大きな期待を受けている選手だからこそ、厳しく指摘されるケースも多い。ここでは、今季に監督から苦言を呈された選手を紹介する。
根尾昂
・投打:右投左打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:2000年4月19日
・経歴:大阪桐蔭高
・ドラフト:2018年ドラフト1位
飛躍を期待され続けている根尾昂だが、今季もファーム暮らしが長くなっている。
大阪桐蔭高で高校通算32本塁打を放ち、投手としても活躍。3年時には甲子園春夏連覇を成し遂げた。ドラフト会議では4球団が競合した結果、中日ドラゴンズへの入団が決まった。
プロでは打者に専念し、高卒1年目から一軍デビュー。プロ3年目の2021年には72試合に出場したが、打率.178、1本塁打と思うような数字は残せず。
その後、2022年シーズン途中からは投手に転向。同年は25試合に登板し、防御率3.41をマークするなど、高い潜在能力を発揮した。
しかし、先発に挑戦した翌2023年以降は登板機会が減少。昨季は3試合の一軍登板で防御率9.39と精彩を欠くピッチングが目立った。
リリーフとして迎えた今季は、ファームで無失点投球を続け、5月に一軍昇格。3試合をゼロに抑えたが、登板機会の空いた同月20日のDeNA戦で2回2/3を5失点と打ち込まれ、登録抹消となった。
登板後には、井上一樹監督からも苦言を呈された根尾。二軍では好投を続けており、一軍再昇格のチャンスをうかがっている。