確変か?覚醒か…?レギュラー定着へ意地を見せたい選手(6)本塁打量産モードに突入…?
2025/06/19
産経新聞社

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プロ野球の世界でレギュラーに定着するためには、一時的に活躍をするだけではなく、年間を通して安定した成績を残し続けることが重要だ。今季も飛躍の兆しを見せている選手がいるが、一軍定着のためには結果を残し続けなければならない。今回は、レギュラー定着へ向け重要な時期を迎えている選手を紹介したい。(今季成績は6月13日時点)
野村勇
・投打:右投右打
・身長/体重:174cm/82kg
・生年月日:1996年12月1日
・経歴:藤井学園寒川高 – 拓殖大 – NTT西日本
・ドラフト:2021年ドラフト4位
近年は思うような結果が残せていなかった福岡ソフトバンクホークスの野村勇だが、今季は覚醒の兆しを見せている。
拓殖大からNTT西日本を経て、2021年ドラフト会議でソフトバンクから4位指名を受け入団した。
ルーキーイヤーから一軍で97試合に出場し、2桁本塁打(10本)、2桁盗塁(10盗塁)を達成。さらにクライマックスシリーズ(CS)でも球団史上初となる新人での本塁打を記録した。
しかし、翌2023年はコンディション不良で50試合の出場にとどまると、昨季も38試合の出場で打率.116と苦しいシーズンが続いた。
それでも、今季は主力の故障離脱が相次いだ影響もあり、出場機会が増加。ここまで44試合に出場し打率.277、7本塁打とキャリアハイのペースで本塁打を量産している。
選手層の厚いソフトバンクだけにレギュラー争いは熾烈だが、この調子を維持出来れば、打線に欠かせない存在としてスタメンに定着出来るはずだ。
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