確変か?覚醒か…?レギュラー定着へ意地を見せたい選手(4)阪神の有望株がファーム落ち…
2025/06/17 NEW
産経新聞社

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プロ野球の世界でレギュラーに定着するためには、一時的に活躍をするだけではなく、年間を通して安定した成績を残し続けることが重要だ。今季も飛躍の兆しを見せている選手がいるが、一軍定着のためには結果を残し続けなければならない。今回は、レギュラー定着へ向け重要な時期を迎えている選手を紹介したい。(今季成績は6月13日時点)
前川右京
・投打:左投左打
・身長/体重:176cm/86kg
・生年月日:2003年5月18日
・経歴:智弁学園高
・ドラフト:2021年ドラフト4位
昨季ブレイクを果たし、今季は不動のレギュラーとして期待された前川右京。開幕から好スタートを切ったが、5月は不振に陥り二軍調整となった。
智辯学園高では主軸を務め、3年夏の甲子園では準優勝に貢献。2021年ドラフト会議で、阪神タイガースから4位指名を受け入団した。
高卒2年目となる2023年に一軍デビューを果たすと、33試合の出場で打率.255をマーク。
昨季は開幕スタメンを勝ち取ると、年間を通じて一軍に帯同。116試合に出場し、打率.269、4本塁打、42打点をマークするなど外野手として存在感を示した。
今季も開幕スタメンで出場し、3月、4月は月間打率3割を記録するなど、チームの開幕ダッシュに貢献。
しかし、5月は月間打率.093と不振に陥り、二軍降格に。それでも、現時点で二軍では打率4割超えと敵なしの状態になっており、一軍再昇格も時間の問題だろう。
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