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確変か?覚醒か…?レギュラー定着へ意地を見せたい選手(3)ジャイアンツ加入も痛恨の…

2025/06/16 NEW

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産経新聞社



(左から)中村奨成、増田陸、前川右京

プロ野球 最新情報

 プロ野球の世界でレギュラーに定着するためには、一時的に活躍をするだけではなく、年間を通して安定した成績を残し続けることが重要だ。今季も飛躍の兆しを見せている選手がいるが、一軍定着のためには結果を残し続けなければならない。今回は、レギュラー定着へ向け重要な時期を迎えている選手を紹介したい。(今季成績は6月13日時点)

リチャード

巨人・リチャード
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/123kg
・生年月日:1999年6月18日
・経歴:沖縄尚学高
・ドラフト:2017年育成選手ドラフト3位
 
 今シーズン、電撃トレードで読売ジャイアンツへ移籍したリチャード。移籍後初戦に本塁打を放ったが、その後は結果を残せず、二軍降格となった。
 
 沖縄尚学高から2017年育成ドラフト3位で福岡ソフトバンクホークスへ入団。ファームで好成績を残し、高卒3年目となる2020年に支配下登録を勝ち取った。
 

 
 2021年は34試合の出場で7本塁打を放つなど、持ち前の長打力を披露。翌年以降の活躍を期待させる成績を残した。
 
 しかし、その後は一軍では思うような成績を残せず。一方で、ファームでは無双状態の活躍が続き、昨季までに5年連続となる本塁打王、3年連続4度目の打点王に輝くなど「2軍の帝王」状態に。
 
 今季は主力の離脱もあり開幕一軍入りを果たすも、6試合で打率.091と結果を残せず、二軍降格に。そんな中、5月に秋広優人、大江竜聖との2対1のトレードで巨人へ移籍した。
 
 移籍後初戦にはソロ本塁打、その後も代打出場で逆転ホームランを放つなど期待通りの長打力を発揮したが、打率が上がらず。6月12日のソフトバンク戦では、エンドランのサインを見落とす痛恨のミスを犯した。
 
 試合後には阿部慎之助監督から二軍降格を命じられたリチャード。再び一軍の舞台で輝く為にも、ファームで課題改善が求められる。

 

 
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【了】



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