確変か?覚醒か…?レギュラー定着へ意地を見せたい選手(2)広島の“トレード候補”脱却…?
2025/06/15 NEW
産経新聞社

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プロ野球の世界でレギュラーに定着するためには、一時的に活躍をするだけではなく、年間を通して安定した成績を残し続けることが重要だ。今季も飛躍の兆しを見せている選手がいるが、一軍定着のためには結果を残し続けなければならない。今回は、レギュラー定着へ向け重要な時期を迎えている選手を紹介したい。(今季成績は6月13日時点)
中村奨成
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/86kg
・生年月日:1999年6月6日
・経歴:広陵高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
地元・広島出身のスターとして期待され続け8年目、中村奨成は今季野球人生の岐路に立たされている。
広陵高時代は3年夏の甲子園で個人最多本塁打記録を更新する6本塁打を記録。甲子園のスターとして脚光を浴びると、地元球団の広島東洋カープから1位指名を受け入団。
入団後はファームで経験を重ね、プロ3年目となる2020年には一軍の舞台を経験すると、翌2021年には39試合の一軍出場で打率.283、2本塁打、5打点を記録。
その後も毎年一軍昇格を果たすも、定着出来ないシーズンが続き、外野手登録に変更して臨んだ昨季も30試合の出場で打率.145と低迷した。
今季も開幕二軍スタートと出遅れたが、4月2日に一軍昇格を果たすと、自身4年ぶりとなる本塁打を放つなど躍動。1番打者として出場機会を増やした。
しかし、6月に入ると、打撃の調子は下降気味に。このままフェードアウトしてしまうのか、一軍に留まれるか、正に勝負の時を迎えている。
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