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確変か?覚醒か…?レギュラー定着へ意地を見せたい選手6人。勝負のシーズンを迎えている選手

2025/06/14 NEW

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産経新聞社



野村勇

ソフトバンク・野村勇
・投打:右投右打
・身長/体重:174cm/82kg
・生年月日:1996年12月1日
・経歴:藤井学園寒川高 – 拓殖大 – NTT西日本
・ドラフト:2021年ドラフト4位
 
 近年は思うような結果が残せていなかった福岡ソフトバンクホークスの野村勇だが、今季は覚醒の兆しを見せている。
 
 拓殖大からNTT西日本を経て、2021年ドラフト会議でソフトバンクから4位指名を受け入団した。
 

 
 ルーキーイヤーから一軍で97試合に出場し、2桁本塁打(10本)、2桁盗塁(10盗塁)を達成。さらにクライマックスシリーズ(CS)でも球団史上初となる新人での本塁打を記録した。
 
 しかし、翌2023年はコンディション不良で50試合の出場にとどまると、昨季も38試合の出場で打率.116と苦しいシーズンが続いた。
 
 それでも、今季は主力の故障離脱が相次いだ影響もあり、出場機会が増加。ここまで44試合に出場し打率.277、7本塁打とキャリアハイのペースで本塁打を量産している。
 
 選手層の厚いソフトバンクだけにレギュラー争いは熾烈だが、この調子を維持出来れば、打線に欠かせない存在としてスタメンに定着出来るはずだ。

 

 
【了】

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