1軍に欲しい…巨人、ファームで好成績を残している選手6人。2軍からの昇格は…?
2025/06/14 NEW
産経新聞社

プロ野球 最新情報
プロ野球の世界では、熾烈な一軍メンバー争いが繰り広げられる。昇格にはファームでの活躍が求められることになるが、二軍で好成績を残していても、なかなか一軍から声がかからないケースも多くある。ここでは、今季ファームで好成績を残している読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は6月13日時点)
山瀬慎之助
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/89kg
・生年月日:2001年5月4日
・経歴:星稜高
・ドラフト:2019年ドラフト5位
球界トップクラスと評される強肩を持つ山瀬慎之助。今季は、打撃面でも着実な成長を見せている。
星稜高時代には奥川恭伸(現:ヤクルト)とのバッテリーで甲子園準優勝を達成。強肩強打の捕手として注目を集め、2019年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団した。
プロ入り後の2年間は、ファームで打率1割台と苦しんだが、高卒3年目の2022年に自身初の開幕一軍入り。一軍定着には至らなかったが、2023年には二軍で打率.268、5本塁打、26打点と確かな成長を示した。
また、二軍での盗塁阻止率は高卒1年目から4割超を記録し、昨季も.378と高い数値をマーク。
高卒6年目の今季は、開幕から二軍を主戦場としているが、45試合の出場で打率.305と好成績を残している。
一軍には甲斐拓也、岸田行倫ら実績のある捕手が並ぶが、正捕手・甲斐は打撃の状態を落としているだけに、状況次第では山瀬に白羽の矢が立つ可能性もありそうだ。