衝撃の“他球団入り”に…?プロ野球、金銭トレードで移籍した歴代選手6人
2025/06/11
産経新聞社
涌井秀章
・投打:右投右打
・身長/体重:185cm/85kg
・生年月日:1986年6月21日
・経歴:横浜高
・ドラフト:2004年ドラフト1巡目
今季でプロ21年目を迎えた涌井秀章。中日ドラゴンズで在籍4球団目となるが、どのチームでも変わらぬ活躍を続けている。
横浜高時代には世代屈指の投手として高い評価を受け。2004年ドラフト1巡目で西武ライオンズに入団した。
入団2年目から5年連続2桁勝利をマークし、球界を代表する投手に。特に2009年には27試合(211回2/3)を投げ、16勝6敗、11完投4完封、199奪三振、防御率2.30をマーク。最多勝に加えて沢村賞にも輝いた。
その後、2013年オフにフリーエージェント(FA)権を行使し、千葉ロッテマリーンズに移籍。加入2年目の2015年には最多勝(15勝)を獲得するなどエース級の活躍を見せた。
しかし、2019年は3勝7敗と負けが先行。同年オフに金銭トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスへの移籍が決まった。
楽天でも移籍初年度に最多勝(11勝)を戴冠。プロ野球史上初となる3球団で同タイトルを獲得する偉業を成し遂げた。しかし、2022年オフに阿部寿樹との交換トレードで中日への移籍が発表され、球界に大きな衝撃が走った。
移籍後も先発ローテーションの一角を担う涌井。今季も衰えを感じさせないピッチングを披露している。
【了】