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衝撃の“他球団入り”に…?プロ野球、金銭トレードで移籍した歴代選手6人

2025/06/11

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産経新聞社



炭谷銀仁朗

楽天・炭谷銀仁朗
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/98kg
・生年月日:1987年7月19日
・経歴:平安高
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
 
 現役捕手の中では、トップクラスの実績を持つ炭谷銀仁朗も、金銭トレードでの移籍を経験している。
 
 平安高(現・龍谷大平安高)時代は、強打のキャッチャーとして名を馳せた炭谷。2005年高校生ドラフト1巡目で西武ライオンズに入団した。
 

 
 攻守に高い期待を受けた炭谷だったが、プロ入り後は打撃面で苦しむ時期が続いた。それでも、守備面で高い貢献度を誇ったこともあり、正捕手に定着。2015年にはベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
 
 2018年オフには、フリーエージェント(FA)権を行使して読売ジャイアンツに移籍。しかし、巨人では思うように出番を得られず、2021年シーズン途中に金銭トレードで楽天の一員となった。
 
 楽天では出場機会を増やしたが、2023年は移籍後ワーストとなる65試合の出場にとどまり、同年オフに戦力外通告。
 
 その後、古巣・西武へ6年ぶりに復帰。今季も出場試合数こそ多くないが、チームを支える働きを見せている。

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