チームに“激震”…プロ野球、まさかの長期離脱となった大物6人。復帰が待たれる一流選手たち
2025/06/11
産経新聞社

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レギュラーシーズン開幕から2ヶ月以上が経過した2025年のプロ野球。特に今季は、開幕前から主力選手の長期離脱が目立っており、所属球団の順位変動や、個人タイトル争いに大きな影響を及ぼしている。ここでは、今シーズンに長期離脱を強いられた大物選手を紹介したい。
塩見泰隆(東京ヤクルトスワローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/81kg
・生年月日:1993年6月12日
・経歴:武相高 – 帝京大 – JX-ENEOS
・ドラフト:2017年ドラフト4位
完全復活が期待されたが、2年連続左膝の故障によって長期離脱を余儀なくされた塩見泰隆。近年は、故障に泣かされるシーズンが続いている。
2017年ドラフト4位で東京ヤクルトスワローズに入団。プロ3年目の2020年に8本塁打を放つなど、飛躍の兆しを見せた。
すると、翌2021年には中堅のレギュラーに定着。同年は打率.278、14本塁打、59打点、21盗塁の活躍でベストナインを受賞。
さらに、2022年は打率.276、16本塁打、54打点、24盗塁と高いパフォーマンスを継続させ、ゴールデングラブ賞に輝いた。
しかし、以降は度重なる故障によって出場機会が減少。昨季は5月11日の巨人戦で、左膝前十字靱帯損傷と左膝半月板損傷の大けがを負った。同年はシーズンの大半をリハビリに費やし、わずか31試合の出場に終わった。
今季はオープン戦で実戦復帰し、試合出場を重ねていたが、3月22日の日本ハム戦で守備中に左膝を負傷。同箇所の手術を受け、2025年のプレー復帰は絶望的となった。