監督に評価されず!? セリーグ、前年から1軍出場がない選手6人
2025/06/08
産経新聞社

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2025年シーズン開幕から2ヶ月以上が経過したプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しているが、ファームで過ごす選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも昇格を勝ち取りたいところだろう。ここでは、前年から一軍出場がないセントラル・リーグの選手を紹介したい。
福元悠真(中日ドラゴンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/85kg
・生年月日:1999年12月1日
・経歴:智弁学園高 – 大阪商業大
・ドラフト:2021年ドラフト6位
昨季は故障の影響でシーズンを棒に振った福元悠真。故障が癒えた今季は、ルーキーイヤー以来の一軍出場を目指す。
智弁学園高時代には、高校通算45本塁打をマーク。大阪商業大を経て、2021年ドラフト6位で中日ドラゴンズに入団した。
ルーキーイヤーは7月に一軍昇格すると、いきなり「3番・左翼」でスタメンに抜擢。プロ初安打を記録するも、一軍出場は1試合のみにとどまった。
一方で、ファームでは53試合に出場し、打率.255、3本塁打、11打点と及第点の数字を記録。
翌2023年は二軍で58試合出場、打率.321、2本塁打、15打点と優秀な成績を収めたが、一軍から声はかからなかった。さらに、同年オフに右肩鏡視下関節唇形成術を受けた影響で、育成契約に移行。
昨季はリハビリに専念し、一軍、二軍ともに試合出場がなかった。それでもプロ4年目の今季は、二軍戦27試合の出場で打率.328、1本塁打、17打点と結果を残している。まずは支配下復帰を勝ち取りたい。