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監督に評価されず!? パリーグ、前年から1軍出場がない選手6人

2025/06/08 NEW

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産経新聞社



(左から)千葉ロッテマリーンズの金田優太、北海道日本ハムファイターズの阪口樂、オリックス・バファローズの香月一也

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 2025年シーズン開幕から2ヶ月以上が経過したプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しているが、ファームで過ごす選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも昇格を勝ち取りたいところだろう。ここでは、前年から一軍出場がないパシフィック・リーグの選手を紹介したい。

・投打:右投左打
・身長/体重:176cm/84kg
・生年月日:2002年7月13日
・経歴:日大藤沢高
・ドラフト:2020年ドラフト3位
 
 プロ入りから5年間で一軍出場の経験がない牧原巧汰。長らく正捕手を務めていた甲斐拓也のFA移籍もあり、今季はチャンスだったが、開幕からファーム暮らしとなっている。
 
 日大藤沢高では高校通算29本塁打をマーク。強肩強打の捕手として高く評価され、2020年ドラフト3位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。
 

 
 ルーキーイヤーは三軍戦を中心に実戦経験を積んだ。翌2022年は二軍で22試合に出場したが、打率.196と目立つ数字を残せず。その後も三軍戦を主戦場とするシーズンが続いた。
 
 昨季は二軍で自己最多の27試合に出場し、打率.240を記録。今季はオープン戦で一軍の舞台を経験した。しかし、開幕メンバーに生き残ることはできず、ファームでも32試合出場、打率.118と低調な数字が並んでいる。
 
 高卒5年目を迎えるだけに、そろそろ一軍定着の足掛かりを掴みたいところだが、一軍デビューには、攻守でさらなるレベルアップを求められることになりそうだ。

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