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ミスターの意思を継ぎ…長嶋チルドレンとして躍動した歴代選手(5)“地獄の伊東キャンプ“を経験

2025/06/11

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産経新聞社



(左から)松井秀喜、長嶋茂雄監督、上原浩治

プロ野球 最新情報

 2025年6月3日、「ミスタープロ野球」と呼ばれ一時代を築いた長嶋茂雄氏がその人生に幕を下ろした。昭和のスーパースターが日本プロ野球界で作り上げた功績は計り知れず、長嶋氏に憧れてプロ野球選手を志した選手も少なくないだろう。そこで今回は、長嶋チルドレンとしてプロ野球界で躍動した選手を取り上げたい。

篠塚和典

巨人・篠塚和典
・投打:右投左打
・身長/体重:176cm/68kg
・生年月日:1957年7月16日
・経歴:銚子商
・ドラフト:1975年ドラフト1位
 
 長嶋茂雄監督に能力を見込まれ、読売ジャイアンツに欠かせないバッターとして躍動した選手が篠塚和典だ。
 
 1975年ドラフト1位で巨人へ入団。長嶋監督から高い評価を受け、1979年には「地獄の伊東キャンプ」にも参加した。
 

 
 翌年以降はレギュラーに定着すると、1981年には116試合の出場で打率.357の好成績を収め、チームの日本一に貢献した。
 
 1984年には126試合の出場で打率.334をマークし、自身初の首位打者を獲得。1987年にも115試合の出場で打率.333の好成績を収め、2度目の首位打者に輝いた。
 
 しかし、1990年以降は故障の影響で出場機会が減少。57試合の出場にとどまった1994年限りでユニフォームを脱いだ。
 
 引退後は一軍打撃コーチなどを務め、第2次長嶋監督時代には長らく一軍内野守備コーチを担当し、指揮官を支えた。

 

 
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【了】



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