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ミスターの意思を継ぎ…長嶋チルドレンとして躍動した歴代選手(4)“20勝ルーキー”に大賞賛

2025/06/10

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産経新聞社



(左から)松井秀喜、長嶋茂雄監督、上原浩治

プロ野球 最新情報

 2025年6月3日、「ミスタープロ野球」と呼ばれ一時代を築いた長嶋茂雄氏がその人生に幕を下ろした。昭和のスーパースターが日本プロ野球界で作り上げた功績は計り知れず、長嶋氏に憧れてプロ野球選手を志した選手も少なくないだろう。そこで今回は、長嶋チルドレンとしてプロ野球界で躍動した選手を取り上げたい。

上原浩治

巨人・上原浩治
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/87kg
・生年月日:1975年4月3日
・経歴:東海大仰星高 – 大阪体育大
・ドラフト:1998年ドラフト1位
 
 長嶋茂雄監督時代に入団し、後に読売ジャイアンツのエースとして活躍したのが上原浩治だ。
 
 大阪体育大から1998年ドラフト逆指名で巨人へ入団した上原。ルーキーイヤーから25試合の登板で20勝4敗、勝率.833、奪三振179、防御率2.09と圧巻の成績をマーク。
 

 
 新人投手にして最多勝利、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率の投手4冠に輝き、新人王、沢村賞も獲得するなど、プロ1年目から数々の栄光を手にした。
 
 翌年以降は故障に悩まされるシーズンもあったが、エースとしてチームを牽引。2002年には26試合の登板で17勝5敗、防御率2.60の好成績を収め、自身2度目の沢村賞に輝いた。
 
 2007年からはリリーフも経験し、2009年からはメジャーリーグに挑戦。ボストン・レッドソックスでは守護神を務め、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献した。
 
 2018年には古巣の巨人で日本球界復帰を果たし、日米通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成。しかし、翌2019年は一軍復帰を果たせず、シーズン途中での現役引退を表明した。

 

 
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【了】



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