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ミスターの意思を継ぎ…長嶋チルドレンとして躍動した歴代選手(3)長嶋監督も“天才”と期待

2025/06/09 NEW

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産経新聞社



(左から)松井秀喜、長嶋茂雄監督、上原浩治

プロ野球 最新情報

 2025年6月3日、「ミスタープロ野球」と呼ばれ一時代を築いた長嶋茂雄氏がその人生に幕を下ろした。昭和のスーパースターが日本プロ野球界で作り上げた功績は計り知れず、長嶋氏に憧れてプロ野球選手を志した選手も少なくないだろう。そこで今回は、長嶋チルドレンとしてプロ野球界で躍動した選手を取り上げたい。

高橋由伸

巨人・高橋由伸
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/87kg
・生年月日:1975年4月3日
・経歴:桐蔭学園高 – 慶応大
・ドラフト:1997年ドラフト1位
 
 選手、監督として読売ジャイアンツで輝いた高橋由伸も、長嶋茂雄監督に高く評価されていた選手の一人だ。
 
 慶応大から1997年ドラフト逆指名で巨人へ入団すると、プロ1年目から126試合に出場し打率.300、19本塁打、75打点の好成績を収めた。
 

 
 翌1999年にも118試合の出場で打率.315、34本塁打、98打点をマークするなど、打線に欠かせない存在に。
 
 翌年以降も幾度となく打率3割を超える好成績をマークしていたが、2005年以降は故障による戦線離脱も徐々に増加。
 
 それでも、持ち前の長打力や勝負強さは健在で、代打の切り札、主軸のバックアップとして存在感を示した。
 
 2015年にも代打打率.395の好成績を記録するなど代打の切り札として活躍していたが、原辰徳監督の退任に伴い、同年限りで現役引退、オフに監督就任となった。
 
 髙橋監督の就任3年間で優勝は無かったが、今では巨人に欠かせない存在となっている岡本和真、吉川尚輝を積極起用するなど、現在につながる礎を築いた。

 

 
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【了】



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