ミスターの意思を継ぎ…長嶋チルドレンとして躍動した歴代選手6人。期待に応えた大物たち
2025/06/07 NEW
産経新聞社
篠塚和典
・投打:右投左打
・身長/体重:176cm/68kg
・生年月日:1957年7月16日
・経歴:銚子商
・ドラフト:1975年ドラフト1位
長嶋茂雄監督に能力を見込まれ、読売ジャイアンツに欠かせないバッターとして躍動した選手が篠塚和典だ。
1975年ドラフト1位で巨人へ入団。長嶋監督から高い評価を受け、1979年には「地獄の伊東キャンプ」にも参加した。
翌年以降はレギュラーに定着すると、1981年には116試合の出場で打率.357の好成績を収め、チームの日本一に貢献した。
1984年には126試合の出場で打率.334をマークし、自身初の首位打者を獲得。1987年にも115試合の出場で打率.333の好成績を収め、2度目の首位打者に輝いた。
しかし、1990年以降は故障の影響で出場機会が減少。57試合の出場にとどまった1994年限りでユニフォームを脱いだ。
引退後は一軍打撃コーチなどを務め、第2次長嶋監督時代には長らく一軍内野守備コーチを担当し、指揮官を支えた。