監督に評価されず!? パリーグ、前年から1軍登板がない投手6人
2025/06/05
産経新聞社
小野泰己(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:184cm/83kg
・生年月日:1994年5月30日
・経歴:折尾愛真高 – 富士大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
移籍2年目の昨季は、一軍登板なしに終わった小野泰己。31歳を迎える今季は、正念場のシーズンとなりそうだ。
富士大から2016年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍デビューを果たすと、翌2028年には23試合(126回1/3)を投げ、7勝7敗、防御率4.77とまずまずの働きを見せた。
一方で、同年はリーグワーストの10暴投、81与四球を記録するなど、制球面での課題を露呈。
以降は右肘の故障や制球難により、一軍での登板機会を大きく減らした。2022年は5試合の登板にとどまり、同年オフに戦力外通告。その後、オリックス・バファローズに育成選手として加入した。
移籍初年度は、開幕直後に支配下復帰。しかし、5試合の登板で防御率6.00と目立つ数字を残せず、同年オフに戦力構想外となり、再び育成契約となった。
昨季は二軍で27試合登板、1勝1敗、防御率2.08、奪三振率10.04の好成績を収めたが、支配下復帰には至らず。今季はファームでも苦しいピッチングが続いている。
【了】