監督に評価されず!? パリーグ、前年から1軍登板がない投手6人
2025/06/05 NEW
産経新聞社

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2025年シーズン開幕から2ヶ月以上が経過したプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しているが、ファームで過ごす選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。ここでは、前年から一軍登板がないパシフィック・リーグの投手を紹介したい。
大曲錬(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/81kg
・生年月日:1998年5月21日
・経歴:西日本短大付高 – 福岡大
・ドラフト:2020年ドラフト5位
昨季はプロ入り初の一軍登板なしに終わった大曲錬。今季は育成選手として再スタートを切っている。
西日本短大付、福岡大を経て、2020年ドラフト5位で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーはシーズン最終盤に一軍デビューを果たし、登板4試合を無失点に抑えた。
翌2022年は開幕一軍を勝ち取るも、6試合登板、防御率6.35と結果を残せず。2023年も10試合の登板で防御率5.40と悔しいシーズンとなった。
さらに昨季は、ファームでも苦しいピッチングが続き、一軍登板ゼロ。同年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約を交わした。
迎えた今季は、ファームで14試合登板、防御率1.93の好成績を残している。まずは早期の支配下復帰を勝ち取り、一軍のマウンドに帰還したい。