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監督に評価されず!? セリーグ、前年から1軍登板がない投手6人

2025/06/05 NEW

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産経新聞社



(左から)読売ジャイアンツの阿部慎之助監督、阪神タイガースの藤川球児監督、中日ドラゴンズの井上一樹監督

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 2025年シーズン開幕から2ヶ月以上が経過したプロ野球。各チームで主力選手の不調や故障などのアクシデントが発生しているが、ファームで過ごす選手にとってはチャンスとなる。特に前年から一軍出場がない選手は、是が非でも一軍昇格を勝ち取りたいところだろう。ここでは、前年から一軍登板がないセントラル・リーグの投手を紹介したい。

鈴木勇斗(阪神タイガース)

阪神・鈴木勇斗
・投打:左投左打
・身長/体重:174cm/86kg
・生年月日:2000年3月17日
・経歴:鹿屋中央高 – 創価大
・ドラフト:2021年ドラフト2位
 
 ドラフト2位と高い評価を受けてプロ入りしたが、いまだ一軍での登板経験がない鈴木勇斗。プロ4年目の今季は、育成選手として再出発することとなった。
 
 創価大から2021年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。だが、ルーキーイヤーは二軍で13試合登板、防御率8.06と低調な結果に。25回2/3を投じて26四死球を与えるなど、制球面で大きな課題が露呈した。
 

 
 翌2023年は二軍で21試合に登板し、5勝2敗、防御率3.69と改善の兆しを見せたが、プロ3年目の昨季は16試合の登板で防御率4.62と振るわず。同年は与四球率8.53とまたも制球面で苦しんだ。
 
 シーズン終盤には体調を崩したこともあり、一軍デビューは果たせないまま、同年オフに育成契約となった。
 
 巻き返しを図る今季は、いまだファームでの登板もない状況だ。まずはコンディションを整え、支配下返り咲きに向けてアピールをしたいところだ。

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