無念の結末に…成績不振でシーズン序盤に現場を去った監督(6)西武が誇るレジェンド選手だったが
2025/06/12
産経新聞社

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プロ野球の世界において、チームすべての責任を背負うのが「監督」の役割である。プレッシャーの大きいポジションだけに、チームの成績が振るわずシーズン前半から休養、事実上の解任となったケースも存在する。そこで今回は、チームの成績不振により、シーズン前半戦で現場から去った監督を取り上げたい。
松井稼頭央
・投打:右投両打
・身長/体重:177cm/85kg
・生年月日:1975年10月23日
・経歴:PL学園高
・ドラフト:1993年ドラフト3位
現役時代はスーパースターとして名を馳せた松井稼頭央だが、監督としての結果は残せなかった。
PL学園高から1993年ドラフト3位で西武ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)に入団し、1998年にMVPを獲得。
2002年には全140試合に出場し打率.332、36本塁打、33盗塁の好成績を残しトリプルスリーを達成。球界屈指のスタープレーヤーとなった。
メジャーリーグでの経験も経て日本球界に復帰し、2018年に西武で引退。その後は西武の二軍監督、一軍ヘッドコーチを経験し、2023年シーズンから一軍監督に任命された。
常勝軍団の立て直しを任されたが、2023年は5位。さらに昨季は歴史的な貧打に悩まされ、一時はシーズン100敗ペースと言われるほど、苦しいチーム状況になっていた。
同シーズンの交流戦前に休養が発表され、早くも現場から去った松井。現役時代の輝きから考えると、あまりにも寂しい終わり方に映ったファンは多くいただろう。
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