多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 無念の結末に…成績不振でシーズン序盤に現場を去った監督(2)3球団目での優勝を目指すも…

無念の結末に…成績不振でシーズン序盤に現場を去った監督(2)3球団目での優勝を目指すも…

2025/06/08 NEW

text By

photo

産経新聞社



(左から)梨田監督、松井監督、コリンズ監督

プロ野球 最新情報

 プロ野球の世界において、チームすべての責任を背負うのが「監督」の役割である。プレッシャーの大きいポジションだけに、チームの成績が振るわずシーズン前半から休養、事実上の解任となったケースも存在する。そこで今回は、チームの成績不振により、シーズン前半戦で現場から去った監督を取り上げたい。

梨田昌孝

楽天・梨田昌孝監督
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/80kg
・生年月日:1953年8月4日
・経歴:浜田高
・ドラフト:1971年ドラフト2位
 
 指導者として結果を残した実績がある梨田昌孝。しかし、東北楽天ゴールデンイーグルスでは、チームを優勝に導けなかった。
 
 1971年のドラフトで近鉄バファローズに入団し、以後17年間、近鉄一筋でプレーし続けた梨田。リーグを代表する捕手としてプロ通算1323試合に出場、113本塁打の成績を残した。
 

 
 引退後、数年のブランクを経て近鉄にコーチとして復帰。また、2000年から近鉄の監督に就任すると、2001年には強力打線を武器にチームをリーグ優勝に導いた。
 
 2008年から北海道日本ハムファイターズの監督に就任すると、就任2年目の2009年にリーグ優勝を経験。
 
 2015年オフ、楽天の監督に就任すると、2017年は開幕から勝ち星を重ね、優勝も期待されたが、シーズン終盤の大失速で3位に終わった。
 
 監督就任3年目となる2018年は歯車が噛み合わず、交流戦の時点で借金20と大苦戦。成績不振を理由として辞任が発表され、3球団でのリーグ優勝は現実とならなかった。

 

 
【関連記事】
無念の結末に…成績不振でシーズン序盤に現場を去った監督(1)
無念の結末に…成績不振でシーズン序盤に現場を去った監督(3)
無念の結末に…成績不振でシーズン序盤に現場を去った監督 全紹介

 
【了】



error: Content is protected !!