1軍の救世主に…?2025年、ファームで覚醒している野手6人。ブレイクの兆しを見せる選手たち
2025/06/03
産経新聞社
川上理偉
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/85kg
・生年月日:2001年3月10日
・経歴:大分高 – 宮崎福祉医療カレッジ – 九州・大分
・ドラフト:2023年育成選手ドラフト4位
昨季の成績からは考えられない数字を残している川上理偉。支配下契約を期待できる1人である。
専門学校の宮崎福祉医療カレッジを卒業し、地元の大分B-リングスに入団。独立リーグ3年目でキャリアハイの成績を残した結果、2023年育成選手ドラフト4位で中日ドラゴンズから指名を受けた。
しかし、ルーキーイヤーは右肘の負傷で出遅れたこともあり、同年のファームでの出場数は45試合にとどまった。また、打率.091(66打数6安打)と、打撃面で苦しい成績に終わった。
24歳を迎え、なんとしても結果が求められる今季。確実性が大幅に向上し、打率.280近辺を維持している状況だ。
打撃力が課題となっている中日だからこそ、野手の新戦力は喉から手が出るほど欲しい人材。今季中の支配下契約を目指し、川上の挑戦は続いていく。